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代々受け継ぐ蔵出しみかんと100年後を見据える女良集落

ひまわりHEADLINE

種まき


 5月7日 午後から地域の子供たちと一斉に種まき開始。




 親子で作業。


 ロープで目安を作り正確に。


 穴を開け、一粒入れて土を被せる。


 見よう見まねで一粒一粒、種を入れていきます。




 こちらは二人とも跡継ぎ候補。






 要領を得たら子供たちの方が作業は早く、疲れを知りません。


私たちは見守り、手助けするだけ。



 子供は褒めて伸ばすと言いますが、面白いほど当てはまる体験をさせて頂きました。
ちょっと頑張っている子を上手に褒めると、周りの子供は一生懸命その子の真似をします。真似をした子をまた褒めると、また違う子違う子と、みんな頑張ってくれます。

 作業を始める前に子供の集中力にあまり期待をしていなかったのですが、最初から最後まで手を休めること無く頑張ってくれました。

 日本で農耕がはじまったのは2000〜2300年前位と言われていますが、その昔は、老若男女・隣近所、またその集落全体で一斉に行われていたのではないかと思います。

 子供の頃から作業に携わり、大人から作物作り、貯蔵方法など、生きていく知恵を学びます。体験経験から得る知恵なので、体に染み付くような感じでしょう。今は中々そういったみんなで一つの事を目指すことは少ないと思います。

 一つの事を目指し、その中でお互いを認め、競争し成長し、みんなで達成感を分かち合う。
 
 そういう経験を子供の内にするのっていいですよね。
                                                                       
     山本 賢児

女良集落HP

〒649
和歌山県海南市下津町

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