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新しい視点で農業と集落を想像する 女良集落

イノシシ対策 HEADLINE

イノシシ被害の現状



 女良集落は、紀伊山地から続く、ながみね山脈の西端にありますが、周囲の山はそう深くありません。

しかし、10年位前からイノシシの被害が見られるようになってきました。基幹作物のミカンが食べられる、植えた苗木が掘り起こされる、石垣が崩される、等の被害が年々酷くなってきました。集落にミカン園地が隣接しているので、家のすぐ近くまでイノシシが出没するようになってきました。

 ミカン栽培を生業にしている者だけでなく、集落全体の問題になりつつあるので、イノシシ被害を減少させるため、集落を代表して、わな猟の資格を取得しました。箱罠による捕獲で、年間数頭捕獲しています。が、まだまだ被害は出ています。

近年、耕作放棄された園地が増えてきて、そこがイノシシの住処になっています。女良集落が存続していくためにも、耕地を維持し、捕獲し続ける必要があります。

                                               榎本 友紀

2018年6月 イノシシの檻設置

女良集落HP

〒649
和歌山県海南市下津町

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